自然体験活動とは?

日清食品創業者・安藤百福(1910〜2007)は、「食とスポーツは健康を支える両輪である」という理念のもとに、1983年財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団を創設し、子どもたちの健全育成を願って、その半生をスポーツの振興と食文化の発展に尽くしました。とくに「自然とのふれあいが、子どもたちの創造力を豊かにする」という考えのもとに、心身ともに健康であるためには、自然体験活動が欠かせないとの強い思いを抱き、長年にわたりその奨励と支援に努めてきました。安藤財団では、設立当初より、「トム・ソーヤースクール」と名づけた野外活動を実施し、子どもたちが登山、キャンプ、マウンティンバイク、カヌーなどに挑戦する機会を提供し、大自然の中に飛び込み、さまざまな冒険を体験し、年齢や地域を越えて新しい友だちと友情を深めることで、子どもたちの創造力と自活力を育むことに力を注いできました。また2002年からは、小学校の総合学習の一環として、課外学習を重視する文部科学省の教育方針に沿って、「トム・ソーヤースクール企画コンテスト」を実施してきました。全国の学校や団体から自然体験活動の企画案を公募し、ユニークで創造性に富んだ企画とその実践活動に対し、毎年、文部科学大臣奨励賞および安藤百福賞を選定し、表彰しています。 コンテストの結果や活動内容は、安藤財団のホームページ「自然体験.com」で広く紹介し、自然体験活動の普及と啓蒙にも取り組んできました。一方で、日本における自然体験活動の課題は、子どもたちの活動を支援する指導者の数が著しく不足していることです。 このたび財団創設者・安藤百福の生誕百年記念事業として、自然体験活動の指導者を育てる「上級指導者」養成と、指導カリキュラムの研究・開発を目的とした日本初の専門施設「安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター(略称:安藤百福センター)」を長野県小諸市の雄大な浅間連峰を望む地に設立いたしました。 全国の自然体験活動の上級指導者を目指す方々には、その資格取得に向けて、ぜひ当センターをご利用いただき、将来の日本を支える子どもたちの心身の健全な育成のためにお力を発揮していただけるよう期待しています。
公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団
理事長
安藤宏基
