浅間・八ヶ岳パノラマトレイルについて

長野県の東部、雄大な浅間連峰や八ヶ岳連峰を望む風光明媚なエリアにあります。安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター(略称:安藤百福センター)を起点に、畑や田んぼ、雑木林など、多様な里山の自然と歴史を楽しめるコースです。天気の良い日には北アルプスの穂高岳から白馬岳まで遠望でき、大パノラマを堪能できます。

周辺は、標高700m程度の里山から2000m超の山頂へと急峻な地形になっています。昼夜・年間の気温差がとても大きく、そのため里山に生息する動植物から、本来ならば3000m級山岳地帯に見られる高山性の動植物までが、この狭い一帯に混在しているのが特徴です。

【イメージ】浅間・八ヶ岳パノラマトレイルについて
【イメージ】浅間・八ヶ岳パノラマトレイルについて

また、この地域には、古くは東山道、江戸時代には中山道や北国街道が通っており、様々な歴史や文化、伝説にも触れることができるでしょう。

本トレイルは、初心者でも歩きやすい1時間程度のコースから、数日かけて山々のパノラマを楽しむコースまで、距離や高低差、風景など様々。2011年に布引観音コース(5.0km)、蓼科・八ヶ岳展望コース(4.5km)、浅間・森林浴コース(4.0km)、御牧ヶ原コース(9.3km)、2017年に千曲川コース(約15km)を整備しました。さらに、より歩きごたえのあるコースとして、軽井沢コース(約38km)、蓼科コース(約40km)の整備を計画・推進しているほか、浅間連峰の稜線に繋げる構想もあります。

スケジュールや天候、体調などに気をつけながら、目的に合わせて「歩く旅」を楽しんでください。トレイルマップも販売中です(千曲川コース150円、他4コース300円)。

センター長からのメッセージ

【イメージ】センター長

 自然体験活動の基本は歩くことから始まります。子どもたちは歩くことで、さまざまなことを考えます。親のこと、兄弟のこと、友達のこと……。あの峠まで登ると水が飲める……。山頂に着けばお弁当が食べられる……。しんどくても頑張れば、頂に立つ達成感を覚えます。さらに、この花は?この虫は?あの木の名前は?などと、自然は好奇の目も育んでくれることでしょう。歩くことで、子どもたちの無限にある可能性を引き出すことが期待できます。
 そしていま、ロングトレイルが注目されています。ロングトレイルとは、ピークハンティングだけでなく、ピークからピークへ、峠から峠へ、あるいは里山の散歩道や杣道(そまみち)などを連続して歩く、どこまでも続く山旅の道がイメージです。
 昼下がりにビスケットと紅茶だけを持って、近くの散歩道を歩く英国のフットパス。半年以上の期間を歩き通す米国アパラチアントレイルのスルーハイク。モンブランを周回するようなアルプスのトレイル。そして、国内でも多くのロングトレイルが誕生しています。 安藤百福センター周辺にもおよそ120kmの「浅間・八ヶ岳パノラマトレイル」があります(未開通コース含む)。
 安藤百福センターが提唱する「歩く」は、子どもたちも大人も、自然をたっぷり享受する「自然の旅」「山旅」の道です。「浅間・八ヶ岳パノラマトレイル」でトレイル歩きを体験してください。

Toru Nakamura

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