自然系ビジネス・スタートアップセミナー
[報告] 2015年度 自然学校中堅職員研修会
対象者
事業の企画担当者(概ね3~10年の中堅職員)
ワークショップ
 自然学校の可能性を広げていくために、事業の企画担当者(概ね3~10年の中堅職員)を対象とした研修会を開催した。
 コンセプトは、「ビジネスマインドを鍛える」。自然学校業界として初めての講師陣を迎え、これまで無かった自然学校×社会企業家とのコラボレーション企画を実現することができた。

■研修会タイトル
自然系ビジネス・スタートアップセミナー
  ~ビジネスマインドを鍛え、新時代の幕開けへ~

■各テーマの概要
セミナー(1)「情報発信力を鍛える」
日程:2016年1月13日(水)~14日(木)
講師:山田 泰久 氏(CANPANセンター 代表理事)
会場:オリンピックセンター
参加者:15名
コーディネーター:
田中 啓介 氏(ホールアース自然学校 執行役員)
砂山 真一 氏(一般財団法人ポジティブアースネイチャーズスクール 代表理事)
辻 英之 氏(NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター 代表理事)

セミナー(2)「顧客の巻き込み力を鍛える」
日程:2016年1月28日(木)~29日(金)
講師:但馬 武 氏(ホーム 代表)
会場:オリンピックセンター
参加者:17名
コーディネーター:田中啓介氏、砂山真一氏

セミナー(3)「共感力を鍛える」
日程:2016年2月6日(土)~7日(日)
講師:井上 英之 氏(INNO-Lab International 共同代表/慶應義塾大学特別招聘准教授)
会場:安藤百福センター
参加者:13名
コーディネーター:田中啓介氏、辻英之氏

【各回共通】
対象:事業の企画担当者(概ね3~10年の中堅職員)
定員:20名
参加費:10,000円
主催:安藤百福センター
共催:公益社団法人日本環境教育フォーラム

終了後、安藤百福センターより修了証を授与

■活動レポート セミナー(1)情報発信力を鍛える
第1回の中堅職員研修会は、自然学校×ITのハイブリットセミナー。
山田泰久氏(CANPANセンター代表理事)を講師に迎え、ITを活用した効率的で効果的な組織運営について、ワークを通じて学んでいく。
 
使えるITツールや最近のトレンドなど、初めて聞く内容も踏まえつつ、自然学校として発信していきたいコンテンツについてアイデアを出し合った。
 
各団体で抱えている問題や、使用しているツールについても共有した。
また、各団体としてこれから取り組みたいことを整理した。
 
まとめとして、ITを活用して自然学校を進化させていくためのアイデアを発表し合った。
 
「知らないことがこれほどあるのか」ということを身に染みて感じる参加者が多かったようだ。
逆に、情報発信力を鍛えることが、自然学校のさらなる飛躍に結びつくことを予感できる2日間になった。
 

■活動レポート セミナー(2)顧客の巻き込み力を鍛える
講師は但馬武氏(ホーム代表)。
いかにファンを作り、巻き込んでいくか――。そのためのビジョンと戦略を、ストーリーとして考えることを目標に、研修会が始まった。
 
グループワークでは、
 ①今の職場で誇りに思うこと・残念に思うこと
 ②こういう未来だったらいいと思うこと
を、テーマごとに分かれてアイデアを出し合った。
 
団体の大切にしているコア・バリュー(価値観)を整理しながら、人を巻き込むためのビジョンとアクションを「はっきりと」思い描くためのワークショップ。
 
最後は、相手を投資家に見立てた5分間プレゼンテーション。
自分のビジョンにどこまで相手を巻き込んでいけるか、顧客エンゲージメント戦略をどこまで考えたかが問われる実践となった。
 
まとめとして、今後1ヶ月で行う具体的なアクションを全体でシェア。
今回考えた戦略が、どのようにブラッシュアップされていくのか楽しみである。
 

■活動レポート セミナー(3)共感力を鍛える
「私」の経験の中から、「私」のミッションを生み出していくマイ・プロジェクト。
組織としての義務感ではなく、自分で始めたいことを実現するために、まずは自分のストーリーに目を向ける。
講師は国内の社会起業家育成・輩出に取り組む井上英之氏(INNO-Lab International 共同代表)。
 
一人ひとりプロジェクトを発表していく。
個人の思いが、まわりからの質問や新しいアイデアによって、どんどん具現化していく。
エネルギー溢れる発表の場は、深夜まで続いた。
 
発表後に渡される「メッセージカード」。
どうやったらプロジェクトがうまくいくか、相手の力になれる応援メッセージが全員から届く。
 
最後はアートワーク。
雑誌を切り抜いたりしながら、自分の思いを作品として表現していく。
これまでの研修会では見られなかった独創的な振り返りの方法だった。
 
自分自身が持っている可能性を振り返り、その物語が社会を変えていくことにつながる可能性を強く実感できる2日間となった。
今回踏み出した小さな一歩が、次への大きな一歩になることを期待したい。
 
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