【報告】大人のトレイル歩き旅講座2020 (4)
開催日:2020.11.28~11.29
【報告】大人のトレイル歩き旅講座2020 (4)
イベント

■第4回「ソロで楽しむ山歩き」

 

日 時:2020年11月28日(土)13時~29日(日)12時30分
杉本 晴美

講 師:杉本 晴美(登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)
神奈川県出身。学生時代に過ごした長野の風景に魅せられ長野県信濃町に移住。田舎暮らしをしながら安全に自然を楽しむ山歩きをモットーに登山・自然ガイド、スキーガイド、自然体験活動指導などを行う。地元の妙高戸隠連山国立公園や上信越国立公園の山々、北アルプス、八ヶ岳を中心に、山城跡や古道なども広く案内している。

参加費:5,000円
募 集:16名(参加者10名、申込者37名)
新型コロナウイルス対策として設けた催行等の基準(目安として直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が2.5人以上)を越えた地域の方々には参加をご遠慮いただいたため、上記人数となった。

■活動レポート 1日目
ソロ登山に魅力と不安を感じる10名が集まった。まずは装備の見直しからスタート。講師の装備を参考に、何を持っていくべきかという考え方を学ぶ。30リットルのザックには驚くべき量が詰まっていた。パッキングも大事な技術の一つとのこと。
 
ツエルト(緊急時ビバークテント)を張り、中の暖かさを体験する。2種類の張り方を学び、実際に張ってもらった。初めての方ばかりだったが、スムーズに設営できた。
 
遭難の原因第一位の「道迷い」を防ぐために、地図読みの基本を学ぶ。導入として遭難ソング(YouTubeで配信中)を流した。慣れない地図とコンパスに苦戦していた様子だった。

■活動レポート 2日目
地図読みの実践でトレイルへ。布引観音方面にチェックポイントを設定し、各自で現在地を確認しながら進んだ。参加者が先に歩き、講師が後ろからヒントを出すスタイル。
 
今回は地図読みの基本である「整地」を重点的に行った。尾根と谷の地形、人工物、風景など、あらゆるヒントを見つけ出し、現在地を把握していく。
 
応用としてトレイルコースから外れ、人がほとんど入ることの無い山の中へ踏み入る。地図には表れない隠れピークも見付けることができた。ソロ登山のための安全管理のイロハを学ぶことができた2日間となった。

■参加者の声(アンケートより)
*初めてツエルトを張ってみて、コツやポイントを学べてよかった。
*道なき道の見極め方をしっかりと学ぶことができた。
*パッキングの技術がたいへん参考になった。
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