開催日:2020.11.21~11.22
【報告】大人のトレイル歩き旅講座2020 (3)
イベント

■第3回「山伏と歩く修験トレイル」

 

日 時:2020年11月21日(土)12時~22日(日)13時
志田 吉隆

講 師:志田 吉隆(羽黒山伏)
東京都出身。2016年長野県飯山市に移住。飯山市地域おこし協力隊員OB。山形県、出羽三山で修行をする現役山伏。
飯綱、戸隠と並ぶ北信三大修験場、小菅山を中心に修験道の復活に尽力している。

参加費:5,000円
募 集:16名(参加者9名、申込者31名)
新型コロナウイルス対策として設けた催行等の基準(目安として直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が2.5人以上)を越えた地域の方々には参加をご遠慮いただいたため、上記人数となった。

■活動レポート 1日目
4初めての山伏体験で、期待と不安が交錯する参加者たち。まずは宝冠、注連(しめ)、金剛杖を身にまとい、行者気分となって里宮の大室神社を参拝する。勤行(ごんぎょう)では法螺貝の音が心地よく、身の引き締まる思いだ。
 
諸の集落(小諸発祥の地)を少し歩くと、名水「弁天の清水」が湧いている。源流となる高峰山に水の神様が祀られている理由がこれだ。昔は、ここから尾根伝いに表参道を登拝(とうはい)したが、現在は廃道のため、車坂峠まで車で移動して裏参道へ。
 
この日は雲一つない天気で、絶景を満喫しながらの山行となった。高峰山はかつての修験の山で、山頂には奥宮の高峰神社が祀られている。昔の山伏はどんな気持ちでここに来たのか、しばし思いを巡らせた。

■活動レポート 2日目
昨日の水の山・高峰に対し、今日は火の山・浅間を抖?(とそう)(心身を浄化し、雑念を払い、心を集中する行)する。まずは登山口で、これからの無事を祈願する。
 
ここは、かつて山伏が山に入って修行するために通った道。今でも鳥居や石碑・石仏などに紙(し)垂(で)がかかり、往時を偲ぶことができる。滝では拝詞を唱えて参拝するが、2日目ともなると皆うまくなってきたのがわかる。
 
そして、山伏が修行のために籠ったと言われる洞窟に到着。かつて無言の木食(もくじき)行(ぎょう)で衆生(しゅじょう)の救済と浅間山の鎮静を祈祷したという話に倣い、ここでしばし瞑想する。山の気を感じ、「生まれ変わり」を体感した2日間であった。

■参加者の声(アンケートより)
*山伏という非日常の世界を体験できて興味深かった。
*山と信仰の関係性の輪郭だけでも触れることができ、すっきりした。
*期待以上に素晴らしかった。また同じ企画があれば是非参加したい。
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