【報告】第11回 橋谷晃さんと歩くトレッキング講座
開催日:2019.01.19~01.20
【報告】第11回 橋谷晃さんと歩くトレッキング講座
イベント

 自然の美しさ、雄大さ、繊細さにふれるガイドウォークを行い、ただ歩くだけではないトレッキングの魅力を伝える体験講座を開催した。
 今回も、幅広い世代に人気のある山岳ガイド・橋谷晃氏にご協力いただき、トレッキングの楽しみ方を知ることを目的に実施した。

 

日 程:
2019年1月19日(土)9時 ~ 20日(日)14時
プログラム: 1月19日(土) 湯ノ丸山スノーシュートレッキング
1月20日(日) 黒斑山スノーシュートレッキング
人 数: 参加者12名(男性4名、女性8名)
講師1名、事務局2名
講 師: 橋谷 晃(ネイチュアリングスクール木風舎代表)

 

■活動レポート
天候に恵まれた初日、集まったのは殆どが県外からの参加者12名。挨拶を済ませ、早めの昼食を取ってから出発した。リフトを降りればすぐ目の前に、今日の目的地である湯ノ丸山が見える。スノーシューは初めてという参加者も何人かおり、最初のうちは自分のスノーシューを踏んでしまい苦戦していた。
 
ダケカンバとシラカバの違いや動物の足跡など、経験豊富な講師ならではの自然解説を時折聞きながら、2時間ほどで山頂に到着。360度の開けた大展望に歓声を上げる参加者。見渡す限りの山々を橋谷さんに解説してもらい、大パノラマを満喫した。
 
下りは鹿沢温泉へ向かう。トレースのない斜面に我先にと足跡をつけるが、すぐに雪に足を取られて転倒。しかし転んでも痛みはなく、笑い声が絶えない。樹林帯に入ったあたりから疲れの見えてきた参加者たち。2時間かけてようやく下山した。
 
夜はお待ちかねの懇親会。お好み焼きやもつ鍋を囲んで、大いに語り合った。共通の趣味があれば初対面でも話題には事欠かないが、やはり中心は橋谷講師。これまで行った山やテレビの収録の話など、講師への質問が相次いだ。
 
2日目はあいにくの雪となった。車坂峠から出発し、トーミの頭を目指す。1日目よりも慣れた足取りでさくさくと登っていく。例年通りなら車坂山からの下りでは滑り台ができるのだが、雪の少なさから笹が顔を出していた。
 
シェルター付近で昼食を取ったのち、槍ヶ鞘へ。晴れていればここから雄大な浅間山を望むことができるのだが、残念ながら天気は回復せず。トーミの頭で記念写真を撮り、下山した。

今回、雪は少なかったものの、1日目は360度のパノラマを楽しむことができた。また、2日目は視界の悪い中を歩くという経験ができ、雪山の様々な側面を知ることができたのではないだろうか。
引き続き、自然の魅力に触れ、大いに楽しめるような企画を行っていきたい。
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