【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2024 (6)
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開催日:2024.12.07~12.08
【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2024 (6)
イベント

第6回 トレイル歩きのためのカラダをつくろう


日 時:
2024年12月7日(土)13時~8日(日)12時
内 容:
1日目(机上) 体組成計測定、筋肉の説明、歩行スピード、ストレッチ実践等
2日目(実習) 浅間・八ヶ岳パノラマトレイル(約10km)

手塚 啓佑■講師
手塚 啓佑 (浅間南麓こもろ医療センター 理学療法士)
長野県東御市出身。山の知識検定 シルバーライセンス取得。好きな山は「燕岳」、今の目標は百名山踏破です! プライベートでは登山の魅力にどっぷり浸かっています。特に下山後の達成感、現地のグルメや温泉を楽しみにして、休日は山登りをしています。

土屋 陽介
土屋 陽介 (浅間南麓こもろ医療センター 理学療法士)
長野県佐久市出身。山の知識検定 ブロンズライセンス取得。休日と 言えば、外で体を動かして汗を流す、特にアウトドアと登山が大好きです。理学療法士の知識と経験を活かして、ロングトレイルを歩く上で必要な筋肉トレーニングやストレッチなど、個々の体の悩みを親身になって聞いて解決するのがモットーです。

参加費:
7,000円
参加者:
15名(定員 20名 申込者48名)

■活動レポート 1日目
講座を始める前に、体組成計を使って、自身の筋肉量と左右の筋肉バランスを測定。
自分の筋肉量が登山にどのように影響するか、現状を確認できた。また、普段は意識することのない左右の筋肉バランスが均等ではないことも分かった。
 
登山するときに体のどこの筋肉を動かしているのか、図を交えて解説。
筋肉のバランスは、自然と身につくものではなく、意識的にトレーニングすることで偏った部分を改善できる。講師を前にして全員でバランスを改善するストレッチを行った。
 
怪我をしにくい体にするために、体を柔らかくするストレッチを実践した。
ストレッチは、自分にとって無理のない程度に毎日続けることが大切と教わった。

■活動レポート 2日目
2日目は、足元にうっすらと雪が積もるなか、センター周辺のコースを歩いた。
急な登りをこなして体が温まってきたところで、前日に習った登りの筋肉の使い方や、歩行スピードを意識した。また、登り切ったところで心拍数を測定し、自分の歩くペースが良かったのか確認した。
 
強い寒風が吹くなか、疲れにくい歩き方を実践した。
御牧ヶ原からは、雪化粧した浅間山が綺麗に見え、参加者は途中で足を止めて、雪の山々の写真を撮っていた。

■参加者の声(アンケートより)
  • 体組成計で筋肉バランスや筋肉量などを測ったことで、体を見直すキッカケとなった。
  • 自分の体が硬すぎて、ストレッチについていけなかった。
  • 登山するときの歩行スピードまで意識したことがなかった。講座を聞いて納得できた。
  • 浅間・八ヶ岳パノラマトレイルは素晴らしい景色のルートで、楽しかった。

■事務局評価
  • 体組成計を使って体の筋肉量や体脂肪率、左右の筋肉バランスなどを測定したが、今後は過去のデータと比較することで、自分の体がどう変わったのか分かるのではないかと感じた。
  • また心拍数を測定することで、自分の体に負担をかけない歩行スピードの目安が分かった。
  • ストレッチについては、全体的にきついものが多いように感じた。今後は、体の硬さや年齢などを考慮して、毎日続けられるストレッチを提案したい。
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