開催日:2018.02.03~03.18
事業報告
【報告】2017年度大人のトレイル歩き旅講座
イベント

 ロングトレイルで活動するガイドやハイカーを対象として、幅広い楽しみ方が学べるトレイル版カルチャースクールを開催した。2017年度のテーマは、写真、自然、料理の3つ。それぞれ地元で活躍するプロフェッショナルにご協力いただき、新企画としてスタートした。

 

主催 安藤百福センター
後援 NPO法人日本ロングトレイル協会、小諸市、(一財)全国山の日協議会

■第1回「実践!相手に伝わる風景撮影術」

日 程 2018年2月3日(土) ~ 4日(日)
講 師 山本 啓一(一般社団法人日本写真講師協会認定講師)
公益社団法人日本写真協会会員、フォトマスター検定エキスパート)
参加者 17名(定員20名)

 

クリックして拡大 序盤は講師の撮影した美しい風景写真を見る。「自分たちもこういったインパクトのある写真を撮ってみたい」と、撮影のモチベーションが高まる。相手に伝わるためには、どのようなことを意識した方がよいのか、丁寧に解説していく。
クリックして拡大 レクチャーの後は実践。浅間・八ヶ岳パノラマトレイルの布引観音コースを歩く。キンとした冬の空気が心地よい。歩きながら思い思いの場所で撮影を行い、講師にアドバイスを求める姿も見られた。
クリックして拡大 センターに戻り、参加者がトレイルで撮影した写真を一枚ずつ投影。講師から良い点、改善点などのコメントをもらう。翌日のフォトコンテストに向けて参考にする。
クリックして拡大 2日目は、近くの鴇久保集落やセンターの散策路を歩いた。ビオトープ、神社、アート作品など、テーマを変えて撮影した。空気が澄みわたり、遠くの山並みから足元の自然まで輝いて見えた。
クリックして拡大 フォトコンテストを行うため、各自最高の一枚を選んでプリントアウト。写真の意図が最も伝わった優秀者を決め、伝わるために意識することを全員で再確認。これからの風景撮影が楽しみになる予感と共に、講座は幕を閉じた。

【参加者撮影例】

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■第2回「自然の見かたが変わるネイチャートレッキング」

日 程 2018年3月10日(土) ~ 11日(日)
講 師 杉山隆(OctoberDeer代表、信州登山案内人)
参加者 18名(定員20名)

 

クリックして拡大 「自然の見かたを変える」をテーマにレクチャー開始。アイスブレイクで緊張をほぐした後は、哺乳類の基礎知識について、クイズを交えながら学ぶ。
クリックして拡大 フィールドワークで森の中へ。特にフィールドサインを意識しながら歩き、野生動物の生活スタイルや、生き残るための生存戦略を読み解いていく。身近な自然にこれほどのドラマがあるのかと感心。
クリックして拡大 センターに戻り、事前に仕掛けておいたセンターカメラを確認。そこには動物の姿が。タヌキやハクビシンのようだ。

 

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10種類近くの動物の骨と皮。雨や寒さから身を守るため、獲物を捕らえるため、木の実を食べるためなど、生きていくために必要な構造になっていることがよく分かった。

クリックして拡大 2日目は、センターの散策路でフィールドワーク。普段なにげなく眺めているケヤキも、よく見ると動物が木登りした跡を発見できる。フィールドサインのポイントを押さえておくと、動物の生態や自然の奥深さを知ることにつながると感じた。
クリックして拡大 最後は自分が不思議に思った自然現象(例えば木の形や、生き物の痕跡など)について、各自で仮説を立て、なぜそうなったのかを推理。自然の見かたを変えるには、目の前の自然について疑問を持つことが大事というアドバイスが、参加者の心に響いたようだ。森の生き物をとことん感じる2日間だった。

 

■第3回「シェフから学ぶソトゴハン」

日 程 2018年3月17日(土) ~ 18日(日)
講 師 鴨川知征(イタリア料理シェフ、浅間兄弟代表)
参加者 19名(定員20名)

 

クリックして拡大 よくあるアウトドアの達人が行う講座ではなく、「食のプロ」を招いたトレイル料理講座を開催。軽量化やパッキング方法も大事だが、いかにおいしいごはんを食べるかを意識した、シェフならではの工夫が盛り込まれていた。
クリックして拡大 一通りの考え方を学んだ後は実践。各自でワンバーナー料理にチャレンジした。パスタのゆで汁を捨てない工夫や、応用の利く食材の選び方にも、プロのこだわりが感じられる。

 

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【料理体験】
・早ゆでマカロニ 鮭とば 干し椎茸のクリームソース 大人風(左)
・オリジナルトレイルミックスバー(中)
・イタリアン基本レシピのソフリットとアーリオオーリオ(右)

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夕食では、仕込んだ基本レシピを活用して、パスタやリゾットをつくった。BBQ料理も加わり、参加者同士のコミュニケーションをはかる時間となった。

クリックして拡大 朝食はクイック茶粥をつくった。軽くて傷みにくい食材をフル活用。しかもさっと作れるので、家ごはんでも試してみたいという声も。
クリックして拡大 小春日和のもと、千曲川コースの一部をアレンジして目的地へ向かう。風穴や養蚕の古民家、浅間山の噴火跡などの自然や歴史を感じながら、ランチを楽しみにぶらぶら歩く。
クリックして拡大 目的地に到着し、最後のワンバーナー料理に挑戦した。信州のそば粉を活用したそばがきに、用意してきたミートソースを乗せた、お手軽かつ栄養豊富な一品。トレイルを歩く楽しみとして、やはりおいしいごはんは欠かせないものだと再確認した講座となった。

 

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